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林業研究・研修センター

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スギさし穂づくりのようす

(写真 スギさし穂づくりのようす)

【さし穂づくり】

​当センターでは、スギの花粉症対策品種やエリートツリーなどに関する研究を行っています。この研究では、親と同一の遺伝子を持った苗を作る必要があることから、種からではなく「さし木」という手法により苗を作ります。
さし木苗づくりは、以下の手順によります。
①母樹から苗に適した枝を採集する。②枝の長さと葉量を揃え、発根箇所作りのために枝下部の切断面を切り落とす。(「さし穂づくり」という。)③切った部分から出てくるヤニを流水で洗い流すなどにより発根しやすい状態にする。④苗床に差し付け根付かせる。(写真は、「さし穂づくり」の様子。)
さし木の適期は地温が20℃の頃と言われており、まさに今が適期です。
これまで選抜や交配によって選ばれたスギがどのような性質を示すのか。その答えが得られるまでには長い年月を要しますが、その礎となる大切な作業を行っているところです。

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