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熊本県災害時栄養管理ガイドライン(令和2年4月版)
平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨等の災害においては、被災者の栄養・食支援活動のために、県内外からの管理栄養士の派遣や及び Jda Dat(日本栄養士会災害支援チーム)等関係機関の支援を受けて、避難所の食事内容のアセスメントの実施、避難所巡回による個別栄養相談等の活動を行ってきました。
しかし、活動の検証を行った結果、被災自治体の受援体制の整備、避難所の食事内容のアセスメント方法や相談記録様式等の統一化等、今後に向けた課題が明らかになりました。
今までの活動の成果と課題を踏まえ、災害発生時に被災者の食支援活動に携わる関係者が迅速かつ効果的な食支援活動を行うための統一的なツールになることを目指し、本ガイドラインを策定しています。