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令和5年(2023年)8月24日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0184159 更新日:2023年8月24日更新

知事定例記者会見

日時:令和5年(2023年)8月24日(木曜日) 10時00分から 
場所:知事応接室

会見録
 知事定例記者会見の会見録や資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:2.94MB)

発表項目・コメント

質疑応答

発表項目

​くまモンM-1グランプリ初挑戦について

1440346

蒲島知事
 最初の発表です。
 本日は、くまモンの活動について3点お知らせします。まず1点目ですが、くまモンが、「M-1グランプリ2023」に初めて挑戦する予定です。
 今回、お笑いの本場で活躍する「大阪くまモン隊」のアテンドとコンビを組み、出場いたします。くまモン、M-1グランプリ初挑戦に向けて、こっそり練習していたんだよね。ここで練習風景等の動画を少し流したいと思います。

(動画再生)

蒲島知事
 では、くまモン、意気込みをどうぞ。
【くまモン隊】
 ボクの笑いで皆さんを元気にするモン!笑いすぎには注意だモン!応援よろしくま☆
蒲島知事
 くまモン、全国の皆さんにサプライズとハッピーを届けるため頑張ってね。皆様、応援よろしくお願いいたします。

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発表項目

​くまモンランド天草Dx実証事業について​

​​​​​​​​​1440351蒲島知事
 2点目は、くまモンランド天草Dx実証事業についてです。
 県では、くまモンの魅力により、世界中からヒト・モノ・企業が集まる「くまモンランド」の構築を目指しています。その一環として、8月1日より、くまモンとデジタル技術を活用した体験型観光ツアーを天草エリアで実施しています。
 そして、本日より、旅行商品「くまモンレンタカーで行くモン!天草・阿蘇」の全国販売がスタートしました。
 AI搭載型カーナビがくまモンの言葉で案内する「くまモンレンタカー」で天草の名所や観光施設を巡るほか、LINEアプリを活用した「くまモンの謎解きモバイルツアー」にも参加できます。
 県民の皆様をはじめ、全国から多くの方々に、くまモンと一緒に天草の旅を楽しんでいただきたいと思います。
 また、利用者の周遊データを分析し、熊本県内へのさらなる来訪促進を図って参ります。​

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発表項目

​​くまモンの新イラストについて

1440363​​蒲島知事
 3点目は、くまモンの新しいイラストの追加です。くまモンのイラストは、いわゆる「楽市楽座」方式により、無料で事業者等の皆様にご利用いただいています。これまでのイラスト利用の許諾件数は4万件以上に上るなど、広く活用されています。
 今回新たに、23種類のイラストを、くまモンのデザイナーである水野学さんに作成いただきました。今回の追加で、イラストの総数は298種類になります。
 新イラストは、くまモンのかわいらしさをより強調したものや、塗り絵タッチのものなど、これまでとは一味違ったくまモンの魅力を引き出しています。
 これらのイラストについては、本日から利用許諾申請の受付を開始します。
 このうち4点は、来年8月までは、県内企業や、県内への誘客促進を行う場合に限って、利用を認めることとします。県内企業の皆様に積極的にご活用いただき、国内外での販路拡大や誘客につなげていただきたいと考えています。

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発表項目

​くまもと地産地消応援フェアの開催について ​​

​​​​​1440390蒲島知事
 次の発表です。
 「くまもと地産地消応援フェア」の開催についてお知らせいたします。
 明日8月25日から来年1月24日までの5か月間、「くまもと地産地消応援フェア」を開催いたします。このフェアは、新型コロナウイルスの影響を受けた県産農林水産物の消費促進を図るため、令和2年度から毎年度実施しています。
 フェアの内容は、県内の対象店舗2店舗以上で、合計2,000円以上の県産農林水産物を購入または飲食された方を対象に、毎期500名様、合計2,500名様に、地域の特産品をプレゼントするものであります。
 対象店舗は、県の認定を受けた「熊本県地産地消協力店」で、今回は、県内618店舗に協力いただきます。
 また、昨年度に引き続き、令和2年7月豪雨災害の復興支援として、球磨川流域13市町村にある対象店舗のレシートで応募する場合は、当選確率が2倍となります。
 ぜひこの機会に、本県の農林水産物の豊かさを実感していただき、「くまもと地産地消」の取り組みに積極的に参加していただきたいと思います。
 くまモンも、このフェアのPRのために、8月25日に、芦北町の「道の駅芦北でこぽん」に行くと聞いています。しっかりと会場を盛り上げてください。

【くまモン隊】
 県産品のPRを頑張るモン☆
 皆さん、地産地消応援フェアのたくさんの応募まってるモ~ン☆
蒲島知事
 このフェアを通して、地産地消による生産者の方々への応援や、被災地への支援につなげて参ります。くまモンありがとう。

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発表項目

​​『「世界津波の日」高校生サミット』及び『防災推進国民大会』の2024年熊本開催について

​​​​​​​​​1440396​蒲島知事
 それでは最後の発表です。
 2024年秋に、本県において、「『世界津波の日』高校生サミット」及び「防災推進国民大会」を開催いたします。
 「高校生サミット」は、世界各国の高校生が、地震や津波の脅威とその対策を学び、議論し、互いの絆を深める機会となります。これまで日本各地で5回開催されています。
 世界各国の防災・減災を担う人材育成に貢献できることは、私が掲げる「災害に対する安全保障」を進めるうえでも、大変意義深いと考えています。
 また、国が主催する「防災推進国民大会」も、本県で開催されます。これは防災活動を実践する団体等が一堂に集う、国内最大級の防災イベントです。
 この2つを同時期に開催し、その期間中を熊本から防災について国内外に発信する「防災ウィーク」とします。
 本県は、平成24年熊本広域大水害や熊本地震、令和2年7月豪雨災害など、大規模災害を経験しました。
 その災害の記憶を風化させず、経験や教訓を各世代に継承していくことは、私たちの大きな使命です。
 これらの事業を通じて、本県の災害の経験や教訓を踏まえた防災の取り組みや、創造的復興の歩みを積極的に発信して参ります。
 報道各社の皆様におかれましては、今後サミットなどの開催に向けた動きについて、広く発信していただきますよう、ご協力をよろしくお願いします。

 私からは以上です。​

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質疑応答

​くまモンM-1グランプリ初挑戦について・その1

(幹事社)
 まず、くまモンのM-1グランプリの挑戦についてちょっとお伺いしたいんですが、今回、くまモンがM-1に挑戦ということで、県としてどういった意図というか、どういった狙いをもって挑戦になったかというところを伺えればと思います。

蒲島知事
 この挑戦の理由ですか。くまモンがお笑いを通じてサプライジング、ハッピーを届け、たくさんの人を笑顔にしたいと考えて、歴史の長いお笑いの賞レースであるM-1グランプリへの初挑戦を決めたところです。
 この挑戦を通して全国の皆さんにくまモンの新しい一面を見ていただきたいと。くまモンもとても頑張って、先ほども皆さんが見たように練習も進んでおりますので、きっと好評を博すんじゃないかと期待しています。

(幹事社)
 M-1グランプリはかなり多くの方が挑戦する賞レースでもあるんですけれども、知事として期待というか、例えば決勝までいってほしいとか、どこまでいってほしいみたいな期待は。

蒲島知事
 もちろん、優勝を目指してほしいなと思います。先日、京都のよしもと祇園花月劇場を訪れてお笑いのレベルアップのために勉強を行ってきました。まずは1回戦突破、これをやってほしいなと。
 ただとても難しい。お笑いのプロの人たちが集まるグランプリだと聞いていますので、そんなに簡単ではないかもしれませんが、頑張ってほしいなと思います。

(幹事社)
 事務方になるかもしれないんですけれども、ゆるキャラとしてこういうふうにM-1に参加するのは初めてなのかということと、あと、この前昨年秋に漫才に初挑戦されたという話だった。何で挑戦されたのかみたいなことをお伺いしたい。

【担当課】
 ゆるキャラとしては、全体的な資料を持っていませんのでわかりませんが、ネット等を調べますと過去にも出られているキャラクターさんはおられます。なので、初めてではありません。
 ゆるキャラではないですけれども、過去にペッパーくんという人型ロボットが出られたりもしておりますし、あと自治体職員でいきますと、首長さんとかが参加されているという例もございます。
 それから2点目。去年大阪でお笑いをやったというのは、熊本にもゆかりのあるカジサックさんというお笑い芸人さんがいらっしゃいまして、その方と一度大阪でコンビを組ませていただいて、漫才をさせていただいたということで、そこでくまモンがすごく漫才を気に入りまして、ぜひ挑戦したいということでございます。以上でございます。

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質疑応答

​​百間排水口の樋門撤去について

(幹事社)
 発表項目にはないんですけれども、水俣病の樋門の撤去についてお伺いしたいことがあります。
 25日、26日に市のほうは撤去の予定ということで、明日、明後日に全て撤去ということなんですけれども、今後の保存の方針だったりとか知事の受け止めをお伺いできればと思います。

蒲島知事
 樋門の再設置に向けた検討はまさにこれから進められるもので、国との予算協議なども必要になりますので、再設置の時期はまだ現時点では未定であります。
 今後、県と市でしっかりと検討して、団体を含めて市民の皆様に説明を尽くしていきたいと思っています。なお、団体の皆様とは事務レベルでこれまでも協議を重ねてきているところであります。
 今、以上が現時点での状況です。

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質疑応答

​『「世界津波の日」高校生サミット』及び『防災推進国民大会』の2024年熊本開催について

(幹事社)
 『世界津波の日』高校生サミットと防災推進国民大会の件について伺いたいんですけれども、まずこの二つのイベント、行事が熊本に決まったのはどんな経緯があるんでしょうか。

蒲島知事
 熊本地震や令和2年7月豪雨といった大規模な災害を経験していますので、この経験を次世代に継承していくことは本県の大きな役割だと考えています。
 そして、世界50か国以上、また国内から約50校が集う高校生サミットを本県で開催することで、全国そして世界各国の次世代の防災・減災を担う人材の育成につなげたいと思っています。
 そういう意味では、熊本県でこのような大きな災害を経験し、そしてその経験を世界中に発信したいということが、今回熊本県がこの二つをほぼ同時にやることになったきっかけであります。

(幹事社)
 もう一点、今の質問と若干重複してしまうんですけれども、令和2年の7月豪雨や熊本地震などいろいろな災害を経験している熊本県がどういうことを未来に向けて発信できるとお考えでしょうか。

蒲島知事
 高校生サミットは、国連で「世界津波の日」が制定されたことをきっかけに開催されているものですが、これまでも津波だけに限らず、地震や豪雨などの自然災害を経験した道県で開催されています。多分、これまで5回開催されていると思います。
 そして、その関連からいうと熊本地震、令和2年7月豪雨災害などを経験した熊本県としては、経験、そして教訓を発信して次世代の防災それから減災を担う人材の育成に貢献したいと考えて手を挙げたということであります。

【担当課】
 先ほど二つの行事の開催の経緯ということでございますけれども、国からも打診があったりということがありまして、国と協議をしまして、熊本で来年度開催するというふうな運びとなったということでございます。

(幹事社)
 各社さんお願いします。

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質疑応答

​福島第一原発処理水の海洋放出問題について・その1​​


 今日の午後1時ごろから福島第一原発の処理水が放出予定となります。
 熊本は遠いですけれども、風評被害などの問題が発生する可能性もあります。そのことについて知事はどのように考えておられるのか。P1440459

蒲島知事
 処理水については、国が科学的根拠に基づいて総合的に判断されたものと受け止めております。ただ、国においても風評被害が生じないように対策をお願いしたいと思っています。
 本県にも影響はやはりあると思いますので、とりわけ本県の水産物について、中国、香港での輸入検査体制が強化されたことで、県内一部事業者で中国、香港向けの輸出を7月中旬から停止しているという報告があっています。そのため、輸出先を中国、香港以外の地域に振り分けるための新たな商談等を開始しているという報告もあっています。引き続き国の動向を注視するとともに、情報収集を行って参ります。なお、水産物以外の食品については、現在のところ、大きな影響が出ているという報告はありません。

 

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質疑応答

福島第一原発処理水の海洋放出問題について・その2


 まさに処理水の風評被害等の影響で、中国、香港等への輸出検査体制の強化というのはもう起きているわけですけれども、今後その情報収集というところと併せて県の方で対応というのを検討しているのか、今しているのかということについてお願いいたします。

蒲島知事
 情報収集と、それから先ほど国の方にお願いした風評被害が生じないように万全の対策をやってほしいということ、それから中国、香港以外の輸出先をこれから鋭意、商談を開始して進めていきたいと思っています。
 まだ始まったばかりで、正確にどのような方向でいくかというのは分かっているわけではありませんけれども、ただ中国、香港での輸入検査の体制が強化されることは確かでありますでしょうし、その影響は既に出ているということでありますので、それを(県としては)最小化していかなきゃいけない。

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質疑応答

​​半導体関連産業の集積促進に関する社会資本整備に係る緊急要望について


 先日、岸田総理のほうに緊急要望されたかと思います。
 その当時の直後は前向きに一緒にやっていこうというお話をいただいたということでしたけれども、その後何か具体的な支援のお話などがあれば教えていただきたいです。 1440456

Q蒲島知事
 これは概算要求前の緊急要望、だから概算要求が始まる前にこれだけはやってほしいという緊急要望というかたちで、半導体関連産業の集積促進に必要な社会資本整備、とりわけ4つの整備です。 
 やはり道路が混雑するというのは大きいので、道路の整備。それから空港アクセス鉄道の整備、それからやはりどんどんどんどん企業が集積することによって排水対策、これも必要だと。それから皆さんが心配している地下水がどんどんどんどん減るんじゃないかということに対して、竜門ダムの水をそっちのほうに回せないかという新規工業用水の整備、これはやはりどれを取っても必要な社会資本整備だと思いますし、やはり一県だけじゃなかなかできないと。
 私は岸田首相をはじめ、西村経産大臣、斉藤国交大臣、井上財務副大臣ほか事務次官の方にもお会いしました。皆さん、前向きに対応していただいたのかなと思います。どの方も、やはりこれはとても日本にとって大きなチャンスなので、このチャンスを逃しちゃいけないという、特に岸田首相はそういうふうなかたちで応じていただきました。その熱意というのは私にも伝わりましたし、それをこれから計画に反映していかなきゃいけない。
 10年ほどかけて、この社会資本整備を進めていくという意味では、それに対応できるさまざまな財政措置を考えていただいたのかなと思うし、これからもまたそれが発表されるんじゃないかと思います。​

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質疑応答

​​知事選について・その1


 話は変わるんですけれども、前回の記者会見の時も聞かせていただいたんですが、9月議会も近づいてきて、知事もお盆休み等もして、改めてご自身の進退について今のお考えをお聞かせいただいていいですか。

蒲島知事
 これはとてもセンシティブな問題で、今、熊本にはよき流れが、風が吹いています。
 例えばTsmc、それから半導体企業の集積、そして、今回の緊急要望でそれを支えるための社会資本整備、これも国のほうもとても積極的にやっていただきました。
 だから、そういうよき流れのときに自分の進退について発言することは、相当大きな影響があるという想いですから、適切な時期までそれは熟慮するということを今日改めて言いたいと思います。
 例えば、どっちかの方向性を決めたとすれば、これまでの良き流れがうまくいかなくなってしまうとか、そういうふうなこともありますので、よき流れが悪い流れになってしまうという可能性もあります。よき流れを進めることが知事の役割ですので、それに最善のプラスの効果のかたちで進退を決めたいと思います。


 全国の都道府県に目を向けると、全体の知事の中で3割以上4期目5期目を占めているという数字もあるんですけれども、一般論としてで結構なんですが、こうした状況、多選される知事が多い現状についてはどのように思われますか。

蒲島知事
 これは一律には決められないと思います。3期がいい、4期がいい、あるいは5期がいいと。ただ、都道府県がおかれた立場、それから知事の哲学、そういうさまざまなかたちで最後には県民が決めるんじゃないかと思いますし、県民の意向が動向に大きく関わってくると。
 早く辞めてくれという県民がいれば早く辞めるでしょうし、もうちょっとやってくれという県民が多ければ、そういうふうになるでしょうし。
 だから、毎回言っていますけれども、一概に2期がいい、3期がいい、そういう時代もありましたけれども、今は少し安定的に4期も私もやらせていただいていますけれども、普通は今までの熊本政界ではありませんよね。
 ただ、大きな災害とか、大きな災害からの創造的復興であるとか、あるいはコロナの影響にどうやって対応していくかと、そして、その後で創造的復興をどういったかたちで花を開かせるかといったときに、その時々の知事の考え、周りの考え、それが決めていくんじゃないかなというふうに思います。


 今おっしゃられたのですが、そうすると知事の資質といいますか、そういうところで前回の(会見の)時にも年齢とか当選回数ということだけじゃなくて、やっぱりその人柄であったり政策、あるいは県民の期待に応えられるかどうか、適格性みたいなことをおっしゃっていたんですが、そういったお考えは。

蒲島知事
 政治家というのは県民との相互信頼、これが一番大きいと思います。県民との相互信頼がなければどんなに一生懸命にやっても何もできません。それから議会との相互信頼。これはいつも対立ばかりしていたら多分何も進まないでしょう。それから国との相互信頼。これがあって初めて災害対応なんかは本当に一生懸命にやっていただける。それから今回のTsmcの社会資本整備についても本当に真剣に考えて対応してくださったなと思います。
 そういうふうなものがあって初めて県民の幸福量の最大化に貢献できるものだと私は思いますので、そういうふうなものを大事にしながら(信頼を)失わないことがやっぱり政治家の資質じゃないかなと思います。
 ただ、永遠ということは絶対にありませんから、もう体が弱ったらみんな辞めていらっしゃるからね。​

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質疑応答

​知事選について・その2​​


 今の関連でお伺いしたいんですけれども、今のお考えとして遅くともいつまでにはその進退についてご決断されるというお考えでしょうか。

蒲島知事
 それを含めてノーコメント。

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質疑応答

​​くまモンM-1グランプリ初挑戦について・その2


 まず発表項目からM-1グランプリの件なんですけれども、くまモンが出るということでまずお伺いしたいのが、くまモンのほうから出たいという話だったのか、上司である知事のほうからくまモン出てみたらどうなのかという上司命令だったのかというのをちょっと伺ってもよろしいでしょうか。

蒲島知事
 くまモンのほうからです。


 くまモンのほうからどういった感じで知事のほうには話があったとかって伺ってもいいですか。1440466

蒲島知事
 これはくまモングループがくまモンと一緒に、くまモンのさまざまな挑戦を決めていますので、私がくまモングループとくまモンからそれを聞いたというのが一番正しい答えじゃないかなと思います。くまモングループ来てる。私に黙って考えたんだよね。

【担当課】
 はい。くまモンが出たいということでしたので。先ほども言いましたように大阪で味を占めたというわけでございます。


 ありがとうございます。また、このM-1って若手漫才師の頂点を決める戦いだと思うんですけれども、くまモンの漫才のスタイルって色々あると思うんですけれど、 くまモンはボケかツッコミだとどちらだと思われますか。

蒲島知事
 結局くまモンはしゃべれないからね。今度くまモンと組むアテンドさんの芸にも大きく依存するのかなと思いますので、アテンドさんにも頑張れと言っておいて。

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質疑応答

​​北朝鮮のミサイル発射について


 こちらは発表項目ではないんですけれども、今朝、ちょっと話が変わりますけれども。北朝鮮がミサイルとみられる物体の打ち上げを行いました。失敗だと言われていて、10月にも3度目の打ち上げを行うというような話になっています。
 知事も1回目の打ち上げの際はアラートが鳴った沖縄のほうにちょうどいらっしゃったかなと思いますけれども、今回の北朝鮮のミサイル発射の受け止めというのを伺ってもよろしいでしょうか。

蒲島知事
 これは国際社会の平和にとっては許されないことだと思います。沖縄にちょうど行っているときに北朝鮮の発射がありましたけれども、あのとき沖縄県の対応を見ていましたけれども、ものすごく真剣に対応されていました。我々もそこにいましたのでその切迫感を感じました。だから、これは国際社会の世論として許さないというかたちでやってほしいなと思います。​​

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質疑応答

​​ガソリン価格の高騰について・その1


 ガソリン価格の高騰について知事の受け止めをお聞かせいただきたいのと、県として何か対策があるとしたら教えてください。

蒲島知事
 ガソリン価格の高騰というのは、さまざまな価格の高騰がありますけれども、特に熊本なんかでいうと、農業生産物を例えば東京なんかに運ばなきゃいけないということがあるのでこれはとても大きんじゃないかというふうに思っています。
 でもこれは各都市と政府の政策というものが、やっぱり長期的に見れないとよくないんじゃないかと思いますので。ガソリンに関しての国と県の対応はどういうかたちか、昨日その説明を聞いたと思いますけれども、担当者は来ていますか。

【担当課】
 (広報グループ)本日、担当課が参っておりませんので、改めて御説明をさせていただきます。

蒲島知事
 個別に計画ができていますし、それから今の状況も(整理)できていますのでお知らせします。ちょっと複雑なのでね。


 知事もその今後の計画について概要は今、一応把握していらっしゃるということですか。

蒲島知事
 予算を今度組まなきゃいけませんので、補正予算でこれを大きく補填していくと。我々のスタンスは、熊本県民がそれによって困らないようにどういうことができるかと、その負担を最小化する、あるいは影響を最小化するということを考えながら補正予算をしなきゃいけない。ただ国の方向性がきちっとしていないとなかなか決められないところもありますので、これは担当者のほうから書面でお願いします。​

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質疑応答

​​竜門ダム未利用水について


 先ほど知事がおっしゃったTsmcの社会資本整備の件なんですけれども、以前から竜門ダムの水を、農業用パイプライン、土地改良区のパイプラインを通じて、工業団地のほうに運ぶという話がありましたけれども、今回の要望で具体的に例えばこれを整備とかそういう話は出ているんでしょうかね。

蒲島知事
 ダムの水がそのまますっと来るわけではなくて、整備をやっていかなきゃいけないということで、これに関しては西村経産大臣にしっかりとお願いしてきました。西村大臣だったよね。間違いないかな。それでとても温かい反応をいただきましたので、可能性があるのかなと。
 ただ、今まで法的なものの整備がまだできていない部分がありますよね、たぶん。だからそれをどうするかと。ただ竜門ダムの場合はそこまで、今の半導体メーカーの来るあたりまでは、水門(パイプライン)はきているんですよね。ただそれがきちっと整備されているかどうかというのは、元々そういう意味では作っていなかったので、それをやはり検討しなきゃいけないんじゃないかなと思います。


 具体的にはパイプラインを活かして、パイプラインを整備するというふうな。

蒲島知事
 一番は、今あるパイプラインを活かしていかなきゃいけないと。

【担当課】
 農業用パイプライン、既存のものはございます。ですがあくまで農業用のパイプラインということで、農業者の灌漑用水、いわゆる農業用水を運ぶためのパイプラインということでございます。そのパイプラインをうまく有効活用できないかということで、現在可能性の調査ということを当局のほうで進めさせていただいているということでございまして、そのパイプラインの余裕分を活用して、給水先のほうにもっていけないかどうかというところを現在検討しております。その結果が出ましたところで、関係します土地改良区様、他の関係利水者の皆様と、その使用等につきまして協議をさせていただくと、こういった運びで今後進めて参りたいと考えているところでございます、以上です。


 私が聞きたいのはですね、今回の社会資本の整備要求との絡みがあるのでしょうか。例えば具体的にパイプラインの増設とか何かそういう。農水省が対象に入ってなかったでしょう、要望に。

蒲島知事
 これはまだ将来の不透明性もありますよね。例えばどのようなレベルの企業集積が起こってくるかと。今知っているところでいうと、Tsmcの2つ目が来るとか、あるいはSonyさんも考えているというのはあるので、そういうものが出てきたときに、今言った竜門ダムの水をこっちに融通してもらうというときに、それが本当に足りるかどうかはさまざまな将来の不鮮明さがあるので。国のほうは、新規工業用水の整備が当然必要だろうなということを答えていただいた。まだ今は農業団体との話し合いもあるし、私もなるべくだったら今あるパイプラインを使ってほしい。それを使って、それで間に合うように。でも間に合わないときはまた新たな投資も必要でしょうから、今のところそれがこの段階でお答えできる段階ではないと。ただ、国に対しては新規工業用水の整備というかたちでお願いしていますので、より広いんじゃないかと思います。​

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質疑応答

​​ガソリン価格の高騰について・その2


 あと、先ほどちょっとガソリンの話は出たんですけれども、一部トリガー条項を適用するという話もあるんですけれども、実際これは適用されれば県の財政にも影響が出てくるんでしょうか。

蒲島知事
 県の財政、ちょっと、財政課は来ているかな。
 今ちょうど、今回の9月議会での予算を皆さんのところにもうすぐ説明されるんじゃないかなと思いますけれども。あれはいつだったっけね。来月。

【担当課】
 ガソリン関係につきましては、国が直接補填している関係がございまして、県財政のほうを経由してございません。岸田総理が先日、関係、自民党ですとか、そういったところに指示を出したというところまで情報はつかんでおりますけれども、今後、国のほうで検討されることかと思っております。直接的に今のガソリンの補填について、県の財政のほうで出動しているということはございませんので、そちらのほうは、国が直接価格の補填をしているというところでご理解いただければと思います。


 念のため確認なんですけれども、トリガー条項で国が取ったお金の一部は地方に流れているんじゃないんですか。

【担当課】
 ガソリン税というかガソリンそのものの取り扱いにつきましては、申し訳ございません、ちょっと所管課に聞いていただければと思うんですが、財政面でいきますと、このガソリンの価格高騰に対する何らかの財政出動という観点からいきますと、県の方は通じていないということでございます。申し訳ございません。

蒲島知事
 それについては、いずれにしても近く記者レクがあると思いますので、そのときに質問していただきたいなと思います。

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