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令和5年度(2023年度)九州・山口生涯現役社会推進協議会会長表彰 熊本県表彰企業が決定しました!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0184267 更新日:2023年9月26日更新

令和5年度(2023年度)高年齢者雇用優良企業表彰企業を決定しました!

1.表彰について

 九州・山口の各県及び経済団体、労働者団体等で構成される「九州・山口生涯現役社会推進協議会」(会長 福岡県知事)では、年齢にかかわりなく活躍し続けることができる「70歳現役社会」の実現に向け、高年齢者の就業促進や社会参加支援に取り組んでいます。
 その一環として、令和3年度より高年齢者の雇用促進に先進的かつ積極的に取り組む企業等に対し九州・山口生涯現役社会推進協議会会長表彰(九州・山口各県1事業者)を行い、その努力と功績をたたえるとともに、これを広く九州・山口の県民一般に周知し、高年齢者の雇用の促進を図っています。

2.熊本県の被表彰企業(敬称略)

企業名:大共電通ネットワークス株式会社
代表者:代表取締役 西崎 友紀 
事業所所在地:熊本県熊本市南区富合町木原1330

3.表彰企業の取り組み紹介

(1)雇用制度

  • 定年65歳。
  • 再雇用は年齢の上限を設定せず1年更新で雇用。
  • 短時間勤務制度を導入し、本人の希望の勤務日数や勤務時間に応じて働くことが可能。
  • 勤務日数等に応じて年休有。

(2)職場環境の整備

  • 月1回「安全の日」を設定。危険予知訓練やヒヤリハット報告等を行い、社内全体で、業務上の危険に対する認識の確認や安全意識を高める取組みを実施し、若年者との接点を作りコミュニケーションの機会を増やしている。
  • 現場作業業務は、高年齢者(65歳以上)が現場作業を行う際、危険作業(高所作業)をさせていない。また、高年齢者に赤色のリストバンドを着用してもらい、作業中は赤色のリストバンドを見ることで責任者だけでなく誰もが高年齢者と認識することができ、災害時や体調の変化があった際に早急な対応が可能となるように気を配っている。

(3)健康対策

  • 年に一度の健康診断。75歳以上は協会けんぽの費用補助がなくなるが、75歳未満の社員と同様に会社が費用を負担し、健康診断を実施している。
  • 現場ではファン付きの空調服を着用。現場作業者全員に空調服を支給し、夏場に現場作業を行う場合は必ず着用し作業を行うよう促している。
  • 夏場は、環境省から配信される熱中症警戒アラート・暑さ指数情報を全社員の携帯に受信設定を行い、熱中症アラート情報のチェックを行っている。
  • 冬場は、季節性インフルエンザ予防接種を会社負担で全社員に行っている。

(4)その他の取組み

  • SDGsの取組目標で高年齢者雇用の推進。2022年熊本県SDGs登録事業者に登録し、登録制度の取組みである「高年齢者雇用を推進し、十分に活躍できる環境の整備」を掲げ、高年齢者の採用を行い、同種業務経験者の新たな採用など高年齢者の雇用促進を積極的に行っている。
  • 福利厚生の充実。社員旅行や全員参加型の懇親会、ボーリング大会などを実施し、社内のコミュニケーションを図っている。また、令和5年5月には、がんのリスクがわかる線虫検査を全社員に行い、リスクを知ることで自身の健康に対する意識が向上し、健康管理に役立てている。

 

4.表彰式

 本表彰に係る、表彰式は令和5年(2023年)九州・山口生涯現役社会推進大会宮崎県大会において実施されます。

日時:令和5年(2023年)10月31日(火曜日) 13時00分~16時00分
場所:ホテルニューウェルシティ宮崎 (宮崎県宮崎市宮崎駅東1丁目2番地8)

※詳しくは、リーフレットをご覧ください。

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