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熊本県の野生動植物の多様性の保護
熊本県は、多彩で豊かな自然環境に恵まれ、数多くの野生動植物が生息・生育しています。しかし、近年、違法な捕獲や採取、開発行為、外来種などの影響によって、数多くの野生動植物が絶滅の危機に瀕しています。野生動植物は、私達の生存の基盤である生態系の重要な構成要素です。私達の豊かな生活を確保するためには、野生動植物の多様性を保全して健全な生態系を維持することが重要です。
このことから、県では条例に基づき、指定希少野生動植物及び生息地等保護区を指定しています。
指定希少野生動植物は、県内全域で捕獲、採取、殺傷、損傷が禁止されています。違反した場合は、条例により1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられることがあります。
1つの生き物を保護することは、その周辺に生育・生息する多様な生物を保護することにつながります。みんなで県民の財産である希少な動植物を保護し、次世代に引き継ぎましょう。
※写真をクリックすると種(指定希少野生動植物)の解説ページに移動します。