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平成28年度 熊本県における医療機能ごとの病床の現状
地域医療構想について
今後高齢化が進展し、医療・介護サービスの需要が増大していく中で、患者それぞれの状態にふさわしい良質かつ適切な医療を効果的かつ効率的に提供する体制を構築することが求められています。
そのためには、医療機能の分化・連携を進め、各医療機能に応じて必要な医療資源を適切に投入し、入院医療全体の強化を図ると同時に、退院患者の生活を支える在宅医療及び介護サービス提供体制を充実させていくことが必要です。
こうしたことから、熊本県では、地域の実情に応じたバランスのとれた医療機能の分化と連携を適切に推進するため、2025年における医療機能ごとの需要と病床数の必要量を記載した熊本県地域医療構想を平成29年3月に策定しました。
病床機能報告制度について
地域医療構想の達成の推進に向けて、地域の医療機関が担っている医療機能の現状把握や分析を行う必要があります。
そのために必要なデータを収集するため、医療機関がその有する病床(一般病床及び療養病床)において担っている医療機能を自ら選択し、病棟単位を基本として都道府県に毎年1回報告する仕組みが、医療法第30条の13の規定により、平成26年10月から導入されました。
また、医療機能の報告に加えて、その病棟にどんな設備があるのか、どんな医療スタッフが配置されているのか、どんな医療行為が行われているのか、についても県に報告することが義務付けられています。
各医療機関の公表様式は次のとおりです。
報告された情報の公表
報告された情報を公表し、地域医療構想とともに示すことにより、地域の医療機関や住民等が、地域の医療提供体制の現状と将来の姿について共通認識を持つことができます。また、医療機関の自主的な取組及び医療機関相互の協議によって、医療機能の分化・連携が進められることが期待されています。
医療機能について
医療機関が報告する医療機能は、次の4つの区分です。
高度急性期 |
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急性期 |
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回復期 |
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慢性期 |
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熊本県における医療機能ごとの病床の状況
現状
2016年7月1日時点の機能として、各医療機関が自主的に選択した機能の状況です。
二次医療圏 | 全体 | |||||||
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高度急性期 | 急性期 | 回復期 | 慢性期 | 休棟等※ | ||||
熊本・上益城(二次医療圏域における熊本、上益城圏域を統合) | 熊本市、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、 山都町 |
15,015床 | 2,426床 | 4,508床 | 2,919床 | 4,343床 | 819床 | |
うち、熊本圏域 | 熊本市 | 13,959床 | 2,426床 | 4,170床 | 2,732床 | 3,850床 | 781床 | |
うち、上益城圏域 | 御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、 山都町 |
1,056床 | 0 | 338床 | 187床 | 493床 | 38床 | |
宇城 | 宇土市、宇城市、美里町 | 1,472床 | 0 | 465床 | 251床 | 718床 | 38床 | |
有明 | 荒尾市、玉名市、玉東町、和水町、 南関町、長洲町 |
2,026床 | 18床 | 747床 | 448床 | 798床 | 15床 | |
鹿本 | 山鹿市 | 827床 | 6床 | 389床 | 155床 | 258床 | 19床 | |
菊池 | 菊池市、合志市、大津町、菊陽町 | 2,889床 | 0 | 889床 | 422床 | 1,448床 | 130床 | |
阿蘇 | 阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、 高森町、南阿蘇村、西原村 |
828床 | 0 | 338床 | 95床 | 378床 | 17床 | |
八代 | 八代市、氷川町 | 2,074床 | 60床 | 973床 | 271床 | 667床 | 103床 | |
芦北 | 水俣市、芦北町、津奈木町 | 1,403床 | 0 | 454床 | 191床 | 698床 | 60床 | |
球磨 | 人吉市、錦町、あさぎり町、多良木町、 湯前町、水上村、相良村、五木村、 山江村、球磨村 |
1,446床 | 8床 | 600床 | 178床 | 595床 | 65床 | |
天草 | 上天草市、天草市、苓北町 | 2,634床 | 8床 | 847床 | 213床 | 1,437床 | 129床 | |
熊本県計 | 30,614床 | 2,526床 | 10,210床 | 5,143床 | 11,340床 | 1,395床 |
構想区域名をクリックすると、構想区域内の医療機関ごとの病床の状況をご覧いただけます。
(※)休棟等には休棟中、休棟後の再開の予定なし、休棟・廃止予定のほか、医療機能が無回答であった病床を含みます。
6年後の予定
2016年7月1日時点から6年経過した時点の機能の予定として、各医療機関が自主的に選択した機能の状況です。
二次医療圏 | 全体 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
高度急性期 | 急性期 | 回復期 | 慢性期 | 休棟等※ | ||||
熊本・上益城(二次医療圏域における熊本、上益城圏域を統合) | 熊本市、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町 | 15,015床 | 2,508床 | 5,019床 | 3,159床 | 4,022床 | 307床 | |
うち、熊本圏域 | 熊本市 | 13,959床 | 2,508床 | 4,680床 | 2,954床 | 3,529床 | 288床 | |
うち、上益城圏域 | 御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、 山都町 |
1,056床 | 0 | 339床 | 205床 | 493床 | 19床 | |
宇城 | 宇土市、宇城市、美里町 | 1,472床 | 0 | 446床 | 270床 | 737床 | 19床 | |
有明 | 荒尾市、玉名市、玉東町、和水町、 南関町、長洲町 |
2,026床 | 33床 | 707床 | 488床 | 798床 | 0 | |
鹿本 | 山鹿市 | 827床 | 6床 | 373床 | 155床 | 259床 | 34床 | |
菊池 | 菊池市、合志市、大津町、菊陽町 | 2,889床 | 0 | 889床 | 469床 | 1,497床 | 34床 | |
阿蘇 | 阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、 高森町、南阿蘇村、西原村 |
828床 | 0 | 319床 | 95床 | 395床 | 19床 | |
八代 | 八代市、氷川町 | 2,074床 | 60床 | 984床 | 302床 | 36床 | 92床 | |
芦北 | 水俣市、芦北町、津奈木町 | 1,403床 | 0 | 454床 | 191床 | 698床 | 60床 | |
球磨 | 人吉市、錦町、あさぎり町、多良木町、 湯前町、水上村、相良村、五木村、 山江村、球磨村 |
1,446床 | 8床 | 549床 | 337床 | 536床 | 16床 | |
天草 | 上天草市、天草市、苓北町 | 2,634床 | 8床 | 792床 | 308床 | 1,416床 | 110床 | |
熊本県計 | 30,614床 | 2,623床 | 10,532床 | 5,774床 | 10,994床 | 691床 |
(注)構想区域の設定が現在と変わらないとした場合です。
(※)休棟等には休棟中、休棟後の再開の予定なし、休棟・廃止予定のほか、医療機能が無回答であった病床を含みます。