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飼い主のいない猫でお困りの方へ

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0203271 更新日:2024年4月22日更新

熊本県や市町村等には、毎年、飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)に関する苦情が多く寄せられます。
庭にフンをされたり、大事な車を傷つけられたりといった猫からの被害は、誰しも気持ちのよいものではありません。
しかし、猫は、犬と異なり、保健所や動物愛護センター等で捕獲・収容ができない(※)ことから、以下に猫をお庭に近寄らせない方法等をご紹介します。
なお、猫の飼い主が判明した場合、その飼い主に対し、猫への不妊去勢手術の実施や猫を屋内で飼育するなど適正飼養に向けた指導を行うことも可能ですので、最寄りの保健所へご相談ください。

※犬の場合、狂犬病予防法等の規定により、逸走しているものは保健所で捕獲・収容していますが、猫にはそのような規定はありません。

 また、保健所では、猫を拾得した県民から引取りを求められた場合、故意又は悪意により捕獲したものを引き取ることがないよう、十分な注意を払っています。

猫が庭などに入らないようにする方法​

猫が庭などに入り込むのは、その場所が猫にとって快適な場所になっているからだと考えられています。
逆に、その場所が猫にとって居心地の悪い場所になれば、猫はやって来ません
そこで、猫を遠ざけるのに効果があると言われている方法を以下のとおりご紹介します。

<猫を遠ざける方法>   ※公益社団法人 東京都ペストコントロール協会 HPより
  方 法 具体例、注意事項等
1 散水する 十分散水すると濡れている間は排泄場所として好みません。
2 尖ったものを置く ヒイラギ、枯れ枝、猫除けシート等を配置します。
3 べたべたするものを置く 粘着テープの粘着面を上にして貼って置きます。
4 光るものを置く 数本の大きなペットボトルに水を入れて配置します。
5 音のするものを置く アルミホイルや防犯砂利等で歩くと音がするといやがります。
6 物を置いて通りにくくする 松ぼっくり、大きな石、ネット、テグス等で歩きにくくする。
7 花壇に嫌う臭いの植物を植える ペパーミント等のハーブ、ドクダミ等を植えます。
8 臭いによる処置 木酢液、酢を薄めて散布するか、布やスポンジに浸して拭く。
ミカンの皮を置く。ハッカの臭いのするものを置く。
9 刺激物質による処置 タマネギ、ニンニクを刻んで撒く。
唐辛子、コショウ、カレー粉、コーヒーかすを撒く。

他にも、水をかける、センサーで侵入を感知して音や高周波音を発生させる等の商品や、ホームセンターでは「忌避剤」として様々な形態・成分のものが販売されています。

 (注)猫への効果には個体差があります。また猫が慣れてくると効かなくなります。
    あまり反応しない場合は、様々な方法を試してください。
 (注)猫は愛護動物です。虐待になるようなやり方は絶対にしないでください。
    法律で罰せられるおそれがあります。

猫の糞尿被害を減らす方法

猫の被害相談で多いのが、糞尿被害です。

猫は決まった場所に排泄する習慣があるため、猫用トイレを設置することにより、それ以外の場所での糞尿被害を減らすことができます。

被害に悩まされている方や、地域猫活動に取り組まれている方は、以下の「屋外での猫用トイレの設置方法」を参考にご検討ください。

 ↠猫用屋外トイレの設置方法 (PDFファイル:611KB)

飼い主のいない猫を地域で見守る方法(地域猫活動)

 地域猫活動とは、飼い主のいない猫に関するトラブルを地域のみんなで協力して解決し、『住みよい地域』をつくる活動です。

 飼い主のいない猫によるふん尿や鳴き声などの問題を地域の環境問題として捉え、住民が主体となってルールに基づいたえさやり、トイレの管理などを行います。

 また、避妊去勢手術をすることにより、発情期特有の鳴き声やマーキングなどの臭いもなくなり、近隣トラブルを減らすとともに、不幸な野良猫の数も減らして、住みよい地域を目指します。

 ただし、地域猫活動は、短期間で解決するものではなく、数年かけて解決に向けて取り組むものとなります。

 そのため、被害の軽減は期待できますが、すぐに被害がすべてなくなるわけではないことや、猫が寿命を全うするまでは、時間を要することに留意が必要です。

 ↠地域猫活動の詳細については、以下のチラシをご確認ください。

  『はじめませんか?地域猫活動』 (PDFファイル:2.45MB)<外部リンク>

   ※本チラシについては、地域内での回覧や説明会等でご自由に使用ください。

  裏表

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