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中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(エバシェルド)について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0152823 更新日:2024年3月12日更新

中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(エバシェルド)について

1.中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(エバシェルド)の取り扱い

 令和4年8月30日にSARS-Cov-2による感染症及びその発症抑制を目的とする薬剤として特例承認され、新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(販売名:エバシェルド筋注セット 以下エバシェルドという)については、現状、安定的な供給が難しいことから、一般流通は行わず、当面の間は国が所有し、本剤特有の効能である発症抑制目的での投与に限って無償で譲渡することとされました。

 

2.投与対象者について(下記の要件(1)~(3)をすべて満たす方)

(1)
 成人及び 12 歳以上かつ体重 40kg 以上の小児

(2)
「SARS-Cov-2による感染症に対するワクチン接種が推奨されない者又は免疫機能低下等によるSARS-Cov-2による感染症に対するワクチン接種で十分な免疫応答が得られない可能性がある者」
・抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者
・B 細胞枯渇療法(リツキシマブ等)を受けてから 1 年以内の患者
・ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬を投与されている患者
・キメラ抗原受容体 T 細胞レシピエント
・慢性移植片対宿主病を患っている、又は別の適応症のために免疫抑制薬を服用している造血細胞移植後のレシピエント
・積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者
・肺移植レシピエント
・固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから 1 年以内の患者
・急性拒絶反応でT 細胞又は B 細胞枯渇剤による治療を最近受けた固形臓器移植レシピエント
・CD4T リンパ球細胞数が 50 cells/μL 未満の未治療の HIV 患者
 
(3)
 SARS-Cov-2による感染症患者の同居家族又は共同生活者等の濃厚接触者ではない者

3.医療機関への配分の流れ

エバシェルド登録の流れ

 

4.配分される対象医療機関の要件

◆本剤の投与が対象者にとって過度な負担にならないことを目的として、投与時の自己負担分の徴収金額3,100円(税込)以下とすることに協力をいただけること。
※診療報酬の点数のうち、初診料が288点、注射実施料(皮内、皮下及び筋肉内注射)が22点であることが参考とされています。

◆都道府県による対象医療機関の公表に同意していただけること。

♦本剤の対象となる者が希望する場合、原則かかりつけでなくても受け入れ可能であること。

 

・登録を希望される医療機関は熊本県健康危機管理課(Tel:096-333-2478)へ電話で問い合わせ下さい。

・要件確認後、製造販売業者(アストラゼネカ株式会社)から「登録フォーム」が送付されますので、登録手続きを行ってください。(登録には、日数を要します。)
※「登録フォーム」の入力方法は、下記の製品サイト・登録センターにご確認ください。

・配分を希望する医療機関の皆様は必ず次の厚生労働省事務連絡をご一読ください

≪厚生労働省 事務連絡≫
新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」の医療機関への配分について(令和6年2月13日最終改正) (PDFファイル:535KB)

5.登録医療機関一覧

 登録医療機関一覧 熊本県(令和5年3月31日現在)
登録医療機関一覧 熊本県(令和5年3月31日現在)

エバシェルドの登録・発注方法に関する問い合わせ先


エバシェルド登録センター
 Tel:0120-162-283(受付時間:9時00分~17時30分/土日祝日・製造販売業者休業日を除く)

 エバシェルド製品サイト<外部リンク>

 

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