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五木村の振興に向けた取り組み
熊本県は、平成20年(2008年)9月定例県議会で知事が川辺川ダム計画の白紙撤回と併せて表明した五木村の振興を図るため、知事を本部長とする「五木村振興推進対策本部」を立ち上げ、新たな振興計画の策定に取り組んできました。
同年12月定例県議会では、議員提案により、五木村の振興を県政の重要課題と位置づけ、その推進を図る「熊本県五木村振興推進条例」が制定され、また、平成21年(2009年)3月、新たな振興計画を着実に推進するための財源として、総額10億円を積み立てる「熊本県五木村振興基金」を設置しました。
平成21年(2009年)9月から、村民の皆様の御意見を十分に踏まえながら、村と県が共同で策定した「ふるさと五木村づくり計画」(計画期間:10年間)に基づき、村民の皆様が、将来も安心して五木村に住み続けることができる村づくりを目指し、村の振興に取り組んできました。 これまでの取組みにより、一定の成果が出ているものの、残された課題の解決に向け、村の振興をより一層効果的に推進するため、平成31年(2019年)4月、計画期間を5年間とする新たな「ふるさと五木村づくり計画」を策定しました。この計画に基づき、引き続き村と県が共同で村の振興に取り組みます。