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宇土市の「轟貝塚」が国の史跡として指定されます
「轟貝塚」が国の史跡に!!
令和4年6⽉17⽇に国の⽂化審議会の答申があり、今後の官報告⽰を経て、正式に国の史跡となる予定です。
「轟貝塚」は、縄文時代早期末(約7500年前)から後期中葉(約3500年前)にかけての集落遺跡で、土器や人骨など多くの遺物が出土しており、当時の人々の暮らしや環境を知るうえで大変重要な史跡です。
また、この貝塚の名を冠した「轟式⼟器」は、西日本に広く出土する土器型式で、縄文時代早期末から前期の遺跡の年代判定などの指標として使われており、その名は全国的に知られています。
住宅地の中にありますので、見学される際は、住民の方へのご配慮をお願いします。お車でお越しの際は、「水源前広場駐車場」をご利用ください。
なお、周辺には、「轟水源」(日本名水百選)、「大太鼓収蔵館」(国指定重要有形民俗文化財「宇土の雨乞い大太鼓」を展示)、「宇土城跡」(国指定史跡)など多くの見所スポットがありますので、ぜひお立ち寄りください。
更に、6月18日から宇土市立図書館にて出土品等の展示会が行われています。こちらもぜひご覧ください。
<問い合わせ>宇土市役所 文化課(0964-23-0156)
宇土市ホームページ<外部リンク>