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阿蘇の文化的景観の追加選定について
国選定重要文化的景観の『阿蘇の文化的景観』が、令和5年(2023年)3月20日に追加選定されました。
追加選定されたのは、阿蘇市の北外輪山東部の草原及び中央火口丘群北東部の草原、産山村の外輪山側の草原です。この追加選定で阿蘇の文化的景観の面積は阿蘇郡市7市町村合わせて、14,592haになりました。
詳細については、各市町村教育委員会または県文化課までお問合せください。
〇阿蘇の文化的景観とは
巨大なカルデラを伴う火山地形において、長い年月をかけて、山裾から山頂にかけて 耕地 、宅地、森林、草地を並べる土地利用が定着して形成された景観です。火山地形で生業を続けてきた人々の努力と知恵が景観に表れており、阿蘇郡市7市町村が『阿蘇の文化的景観』として選定されています。
〇文化的景観とは
地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの。(文化財保護法第2条)
その中でも、地域の特色を示す代表的なものや、他に例を見ない独特なものとして、国が選定したものが「重要文化的景観」です。