ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 土木部 > 建築課 > 「小川工業高校生徒を対象にしたくまもと型伝統構法等に関する現場研修」を開催しました

本文

「小川工業高校生徒を対象にしたくまもと型伝統構法等に関する現場研修」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0123526 更新日:2022年1月18日更新

 本県では、木造伝統構法の普及、地産地消による地域産業の活性化を図るため、全国に先駆けて「くまもと型伝統構法を用いた木造建築物設計指針」を策定するなど、伝統構法の普及に向けた取組みを進めています。

 今回、建築を学ぶ高校生に伝統構法を学んでもらうことを目的として、伝統構法を用いた木造建築物の実績がある(有)田口技建様に御協力いただき、県立小川工業高校の1年生を対象とした現場研修を開催しました。

 ​研修では、(有)田口技建の木造平屋建て住宅の工事現場(宇城市小川町)に伺い、田口社長が講師を務め、伝統構法について木組みの技術や土壁の特徴などを模型を使って説明されました。

 工事現場では、施工中の現場の伝統的な木造架構や土壁の施工状況などを見学し、生徒は伝統構法の構造などについて田口社長に質問されていました。金物を使わない伝統構法を用いた建物を見るのは初めての生徒がほとんどで、伝統構法がどういうものか実感してもらいました。特に伝統的な土壁について興味をもった生徒が多かったようで、壊しても土に還る環境にやさしい造り方に共感していました。

 

◆受講生徒の感想

・(田口さんの話で)自然に還る家づくりが一番心に残った。

・祖父が大工で、建てているところは見たことなかったので、実際に見れて良かった。祖父の手伝いをしていて、家を建てることに興味があったので、将来の自分の仕事でこんなことをしたいと思えた。

 

◆研修状況写真

田口さん説明

見学状況1

見学状況2

 

日時 会場 参加者
令和4年1月17日(月曜)10時30分~11時30分 有限会社 田口技建 様 工事現場 建築科1年生 27名

くまもと型伝統構法を用いた木造建築物の普及促進について