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浄化槽をご利用の皆様へ
浄化槽を管理している方は、法律により【保守点検】【清掃】の実施のほか、【法定検査】の受検が義務付けられています。
保守点検
浄化槽の機能を正常に保つため、点検、調整、修理、消毒剤の補給及びブロアーの調整等を行うものです。
熊本県や熊本市に登録がされている保守点検業者は以下のとおりです。
- 熊本県の登録業者(熊本市の区域以外を営業区域とする業者)…登録している営業区域にご注意ください
熊本県浄化槽保守点検業者一覧(2024年4月24日現在) (PDFファイル:388KB)
- 熊本市の登録業者(熊本市の区域のみを営業区域とする業者)
熊本市のホームページをご覧ください
熊本市ホームページの ホーム>組織から探す>環境局>資源循環部>浄化対策課>浄化槽を使用される皆様への「浄化槽 維持管理業者一覧」(PDFファイル)へのリンクをクリック
清掃
浄化槽内に生じた汚泥等の引き出しや調整、機器類の掃除や洗浄等を行うものです。
浄化槽の清掃は、市町村の許可を受けた清掃業者が行います。
法定検査
浄化槽が適正に設置され、【保守点検】【清掃】等の維持管理や浄化槽の使い方が法令に従い適切であるか、また、浄化槽からの放流水を持ち帰り放流水質(BOD等)が法令に基づく水質基準を満たしているかを、年1回判定するものです。
この法定検査は、熊本県の指定検査機関である《公益社団法人熊本県浄化槽協会》が行っています。
浄化槽は「生きもの」です!正しく使いましょう
浄化槽は日常の管理が大切です。使用者は日常の使用に当たって、次のような点を注意してください。
- トイレの洗浄水は十分な量を流す
- 便器の清掃には、微生物に影響するような塩酸、硝酸等の薬品類を使用しない
- トイレに、トイレットペーパー以外の異物を流さない
- 送風機(ブロアー)の電源を切らない。送風機の空気取り入れ口はふさがない。送風口や排気管をふさがない。
- 浄化槽のマンホールの上には物を置かず、蓋はいつもきちんと閉めておく
- 浄化槽の消毒剤は切らさず、常に消毒されるようにしておく。
- 台所から野菜くずやてんぷら油などは流さない