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【10月7日】知事臨時記者会見(新型コロナ感染症対策に係る熊本県リスクレベル引き上げ)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0061621 更新日:2020年10月7日更新

【10月7日】知事臨時記者会見(新型コロナ感染症対策に係る熊本県リスクレベル引き上げ)

知事コメント全文

リスクレベルの引上げについて

本県では、先週9月29日から10月5日までの1週間で、計55名の新規感染者が確認されており、前週の2名から急増しています。
その要因として、熊本市内にある接待を伴う飲食店でのクラスター発生による感染増加があげられます。 飲食店を原因としたクラスターとしては規模が大きく、危機感を持って対応すべき状況となっています。

この状況を踏まえ、昨日、熊本市とともに県・市合同専門家会議の原田座長にリスクレベルや今後の対応について、協議を行いました。
座長からは、『熊本市内の飲食店においてクラスターが発生するなど、県市ともに、再び感染拡大傾向に転じている』こと。
また、『積極的疫学調査等を徹底することで、これ以上の感染拡大を防止する必要がある』との、御意見をいただきました。

これを踏まえ、本県のリスクレベルを、「レベル3 警報」に引き上げることとします。
また、それを踏まえ、熊本市と連携し、クラスター封じ込めのための対策を実施します。

クラスター対策について

今般、熊本市内の接待を伴う飲食店を原因としたクラスターの発生については、従業員35名中20名以上が感染し、その店舗の利用者の感染も散発しており、現時点で35名の感染者が確認されています。
現在も多数の検査を行っていますが、感染経路の起点が正確に分からないうえ、店舗利用者への感染率も比較的高いことから、さらに拡大する可能性があり、大変危機感を持っています。県としても、メリハリの利いた対策により、効果的な封じ込めに注力する必要があることから、熊本市と連携し、次の対策を行うこととしました。

一つ目は、幅広なPCR検査の実施支援です。
地域での感染状況を先んじて把握するため、関係機関と連携し、熊本市が行う接待を伴う飲食店等への検査を支援します。

二つ目は、クラスター対策のノウハウの共有です。
大規模クラスター対応を経験した県の職員等も協力し、感染経路や広がりを確実に把握し、感染拡大防止につなげます。

三つ目は、感染防止対策の再確認です。
飲食店事業者の皆様に、改めて、チェックリスト及び感染防止対策の実施状況の再確認をお願いします。
また、県民の皆様には、感染防止対策を十分に行っている施設を選んで利用していただきますようお願いします。
県民の皆様におかれましては、今が感染拡大の危機的状況にあることを御認識いただき、自らと周りの人を守り、ひいては社会を守るための行動をお願いいたします。

リスクレベルの基準の見直しについて

最後に、現在設定しているリスクレベルの基準の見直しを検討しています。
新型コロナウイルス感染症については、日々新たな知見が明らかにされています。また、本県を含めて全国的に、検査体制及び医療提供体制の整備が進められており、感染症への対処の考え方も以前と変わってきています。
このため、国から示された指標も参考とし、県民にとって、より分かりやすい指標となるよう、熊本市とともに検討を進めているところです。
近く、専門家の御意見も伺いながら改定を行う予定です。

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