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【8月30日】令和2年7月豪雨に係る「くまもと復旧・復興有識者会議」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0051191 更新日:2020年10月1日更新

【8月30日】令和2年7月豪雨に係る「くまもと復旧・復興有識者会議」を開催しました。

知事あいさつ

 本日は、ご多忙の中、「くまもと復旧・復興有識者会議」に御参加いただき、ありがとうございます。
 「令和2年7月豪雨」では、65名の方がお亡くなりになり、今も2名の方が行方不明になっておられます。
 犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。

 思い返しますと、この有識者会議は、4年前の熊本地震の直後に立ち上げたものでございます。被害の全容も分からず、先行きの見えない中でしたが、五百旗頭座長をはじめ、委員の皆様に御快諾いただき、「被災された方の痛みを最小化すること」「単に元に戻すだけでなく、創造的な復興を目指すこと」「復旧・復興を熊本の更なる発展につなげること」の3つの「復興の哲学」を熱心に議論してくださったことを、今でもありがたく思っております。

 今回の豪雨では、人吉市の市街地や球磨川沿いの集落など、壊滅的な被害を受けた箇所が数多くあります。
 今月中旬には、第1弾の木造仮設住宅が完成し、徐々に生活再建のフェーズは進んでおりますが、被災市町村にとっては、街全体の復興方針、ビジョンづくりが喫緊の課題であります。
 また、新型コロナウイルスの影響も続いており、積極的に観光客を呼び込めない中、どのように復興を進めていくかという点も、大きな課題であると感じています。

 県では、私を本部長とする復旧・復興本部を立ち上げるとともに、球磨川流域の復興に特化して取り組む組織として、今月21日に「球磨川流域復興局」を設置しました。
 この名前には、1930年代のアメリカで創設された「テネシー川流域開発公社」のように、「将来も語り継がれる歴史的プロジェクトとして、今回の復興を成し遂げて欲しい」という思いを込めたものであります。
 本日の会議の事務局も務めておりますが、この「球磨川流域復興局」が中心となり、被災市町村の復旧・復興に全力で取り組んで参ります。

 最後になりますが、本県では、8年前の九州北部豪雨、4年前の熊本地震と、二つの大災害を経験してはおりますが、この有識者会議の皆様からの御意見、御提案が、今後の復興の「道しるべ」となるものと考えております。
 本日いただいた御意見を踏まえ、「復旧・復興プラン」を策定していきたいと考えておりますので、皆様には忌憚のない御意見をお願いし、冒頭の挨拶に変えさせていただきます。
 本日は、よろしくお願いします。

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