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畜産(農業研究センター 草地畜産研究所)
所属
熊本県農業研究センター 草地畜産研究所
現在の業務内容
草地畜産研究所ではあか牛と農用馬を飼養しており、阿蘇地域に特化した畜産技術について研究しています。
その中で私は、阿蘇の草資源を有効活用して牛肉を生産する技術について研究しています。
朝は家畜の飼養管理を担当している他の職員と一緒に試験牛の給餌に向かい、食欲や体調の変化がないか確認します。
試験し始めたばかりの牛には避けられてしまいますが、毎日様子を見に行くと次第に仲良くなれるので嬉しいです。
月に1度は試験牛の体重測定や採血を行い、順調に成長しているかデータをとります。
出荷後は牛肉の分析をし、餌が肉質に及ぼす影響を調べています。研究結果は県のHPに公開されるほか、学会発表や論文投稿をすることもできます。
職場の雰囲気や同期との関係
同期の中には民間企業等から転職して入られた方もいて年齢は様々ですが、とても話しやすく頼りになります。
他の所属との合同会議等で会えると嬉しいです。
上司や先輩方も気さくな方が多く、業務について熱心に教えてくださったり、サポートしてくださったりとありがたい存在です。
未来の後輩へのメッセージ
県の畜産職は農家さんの力になりたいという方や、県の畜産物の魅力を多くの人に知ってもらいたいという方、単純に熊本や畜産が好きという方におすすめの職業だと思います。
公務員と聞くとお堅いイメージがあるかもしれませんが、まずは気軽な気持ちでインターンや説明会に参加してみてください。
(3月28日)