本文
総合土木[農業土木](県南広域本部 農地整備課)
所属
県南広域本部農林水産部農地整備課
現在の業務内容
八代管内に設置されている老朽化した農業用の排水機場の更新整備事業を担当しており、工事の発注や監督、予算管理などの業務を行っています。
排水機場とは、干拓地などの標高が低い地域において、大雨の時に農作物や集落を湛水被害から守るため、排水ポンプで海や川へ強制的に水を排水する施設です。
県内には、168(H31.4時点)の農業用の排水機場が設置されていますが、その6割以上が更新時期を迎えているため、計画的に更新整備を進める必要があります。
排水機場の更新工事は、土木の知識だけでなく機械や電気の知識も必要となります。これまで土木工事しか経験が無かったため、日々学びながら業務に取り組んでいます。
やりがいを感じた経験
農業土木の事業は、10年以上かけて行っているものもあり、県職員は数年間隔で異動がある都合上、ひとつの事業で複数の職員が担当します。
その中でやりがいを感じた時は、関係農家の方々に顔と名前を覚えていただけた時です。課題を解決しながら事業を進めていくことは大変なことも多いですが、より良い整備のため、農家の方々と一緒に事業を進めているのだという気持ちになりました。
未来の後輩へのメッセージ
農業土木の仕事は、熊本の農業を守り、発展させていくためになくてはならないものです。
担当した業務で、農地や排水機場のような施設がより良いものになっていく姿を見たときはとても達成感があります。
将来、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
(8月16日)