本文
水産(水産研究センター)
所属
水産研究センター 浅海干潟研究部
現在の業務内容
有明海、八代海における赤潮調査及び情報発信業務を担当しています。
赤潮調査業務では、魚類養殖に被害を与える赤潮原因プランクトンの発生状況を定期的に観測し、どんなプランクトンが発生しているのか随時情報発信しています。プランクトンは、実際に海から取ってきた海水を顕微鏡で確認し、種類の判別や数を確認する必要があるため、日々勉強しているところです。
また、赤潮調査以外にも有明海、八代海の水温や塩分をはじめとする漁場環境の変化を観測し、海況情報として発信しています。いずれの業務も水産振興に直結するものであり、難しさもありますがやりがいを感じています。
今後の目標
熊本の水産の魅力を多くの人に知ってもらえるよう、広く知識や経験を積んで情報を発信していきたいです。
熊本には「くまもと四季のさかな」をはじめとする、旬のおいしい水産物が各地にあります。熊本の水産物はおいしいと感じる人が増えるように県職員の立場から水産業を盛り上げていきたいです。
未来の後輩へのメッセージ
仕事の幅が広く、やりがいがあるのが県職員の魅力だと思います。水産職は、法律に基づいた行政的な業務もあれば、調査・研究業務など業務内容は多岐にわたります。県内の水産業に広く携わることができるため、水産職ならではの経験ができるはずです。
皆さんと一緒に仕事できることを楽しみにしています。
(7月1日)