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令和3年度(2021年度)熊本地震被災文化財復旧情報発信出前授業を実施しました!part4
県文化課では、平成30年度(2018年度)から「熊本地震被災文化財復旧情報発信出前授業」を行っています。この授業では、熊本地震で被災した文化財の復旧への取組みを題材にし、文化財の価値や保護の必要性を広め、守り受け継いでいくことの大切さを伝えています。県内の小中学生を対象に実施し、3年間で45校、約2,200人が参加しました。
本年度11月中旬から12月にかけて実施した授業についてご紹介します。
【参加者の感想】
・阿蘇神社には地震後2回行きました。今年の夏に行ったとき拝殿ができていてとてもきれいでした。文化財は意外と近くにあって昔から守られていてすごいなと思います。古いものを残すためにはいろいろな手間やお金がかかるけど、それは自分達の誇りとなるし、観光客が来るなど、私たちの財産となるので、今まで守られてきた重みを受け継いで守っていきたいと思いました。
・文化財と言えば都市部とか栄えている所にあるイメージだったけれど、身近にもあることが意外でした。それから八代は石工で有名だったことも知らなくて驚きました。自分の住んでいる所でもまだまだ知らないことがあって、もっと知っていきたいと思いました。そして、歴史を大切にし、自分にできることがあればやり、文化財を守り未来に残していきたいと思いました。
・今回初めて知ることができた文化財を実際に見てみたいと思いました。あまり意識したことがなかったけど、改めて知っていくことで大切なものなんだなと思いました。
・八代にも文化財があり、熊本で考えるともっとたくさんの文化財があることが分かりました。他の県にどのくらいの文化財があるのかを知りたくなったし、もっと多くの人に知ってほしいと思いました。文化財について楽しく学ぶことができました
【授業の様子】
1 多良木町立多良木小学校4年生(令和3年11月19日)
2 阿蘇市立一の宮中学校3年生(令和3年11月22日)
3 八代市立千丁中学校1年生(令和3年12月9日)
4 八代市立第三中学校2年生(令和3年12月21日)
(文責:文化課)