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令和6年(2024年)10月23日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0217985 更新日:2024年10月23日更新

【10月23日】知事定例記者会見

令和6年10月23日(水曜日)10時00分~ 

知事定例記者会見

日時:令和6年(2024年)10月23日(水曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

会見録
 知事定例記者会見の会見録や資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

 説明資料(スライド資料) (PDFファイル:3.29MB)
 

発表項目・コメント
 ・パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について
​ ・熊本県内の高規格道路の早期整備に向けた国への要望について
 ・UXイノベーションハブの整備に向けた、熊本テクノ・リサーチパーク内の県有地及び熊本テクノポリスセンターの売却に係る公募実施について
​ ・「2024 U.S.-Japan Healthcare Connection」の開催について
​ ・くまもとモン×大阪梅田ジャックについて
​ ・くまモンの「ゆるバース2024in能登」への出演について

質疑応答
 1「2024 U.S.-Japan Healthcare Connection」の開催について
 2衆院選について1
 3パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について1
 4衆院選について2
 5衆院選について3
 6パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について2
 7パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について3
 8国民保護について
 9パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について4
 10地下水(竜門ダムの取水)について
​ 11食料安全保障について
 12パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について5​

発表項目1

パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について

知事写真 まず、パリ2024オリンピック・パラリンピックのメダリストへの表彰ということでご報告させていただきます。
 今回パリで開催されましたオリパラ、大変盛り上がりました。
 そして熊本ゆかりの多くの選手の方々が世界を舞台に大活躍してくださいました。県民に多くの感動と喜びを与えていただいたこと、選手の皆さん、そして支えていただいたスタッフの皆さん、またはご家族、仲間の皆さんにも改めて県民を代表して私からお礼を申し上げたいと思います。
 その中でも特に素晴らしい成績を収められたメダリストの皆さんを、県からも表彰させていただきたいと思っております。
 まず車いすラグビーで金メダルを獲られました島川慎一選手、そして乗松聖矢選手、また車いすテニスで金メダルを獲得された田中愛美選手に県民栄誉賞を授与させていただきたいと思います。
 今回の金メダル獲得、そしてパラリンピアンとしての初めての県民栄誉賞の受賞を契機に、それぞれの競技の魅力、またはパラスポーツの発信などを含めて、さらなるご尽力といいますか、県と一体となってパラスポーツの普及に努めていただくことにご協力いただきたいという思いも込めて、県民栄誉賞を贈らせていただきます。
 またスポーツ特別功労賞ということで、オリンピックのフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲られました菊池小巻選手、バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲られました志田千陽選手、松山奈美選手、そしてパラリンピックの競泳競技で銅メダルを獲得されました富田宇宙選手に熊本県スポーツ特別功労賞も併せて授与させていただきたいと思っております。
 それぞれの選手から表彰についてご快諾をいただいております。
 また日程等は調整中でございますので、表彰式につきましては、決まり次第ご報告をさせていただきます。
 ぜひその際には、取材等もしていただければと思います。

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コメント1

熊本県内の高規格道路の早期整備に向けた国への要望について

知事写真 続きまして、熊本県内の高規格道路の早期整備に向けた国要望でございます。
 県内さまざまな、特に今のTSMC進出を契機にして、県民の皆さんの課題意識が強まりました渋滞問題。その対策の一つの渋滞解消に向けた大きな契機となる、高規格道路の早期整備に向けた国要望を、来週11月6日と7日に行いたいと思っております。
 11月6日の午前中には中九州横断道路の関係で熊本市の大西市長、合志市の荒木市長、大津町の金田町長、そして菊陽町の𠮷本町長とともに、国要望を実施いたします。
 こちらにつきましては、中九州道の中でも特にまだ事業化されていません熊本環状連絡道路の新規事業化を要望したい。そして、現在事業化はされていますけれども、建設中でありますこの下硯川インター、大津西インターの間の早期整備に向けた有料道路事業の導入について。この二点について要望したいと思います。
 特に熊本環状連絡道路につきましては、現在政令市になって県から(熊本)市施工に移りましたが、熊本西環状道路と連結することによって、この道路ができて九州道まで、この西環状が通じることで熊本、特に駅周辺から九州道への新たなルートができます。
 今までは植木インターですとか益城熊本インターから全部行っていたものが、西から出るということで極めて渋滞解消には効果が高いと私どもは狙っておりますので、この新規事業化を特に中心事項として要望したいと思っております。
 (11月6日)午後には熊本都市圏3連絡道路の早期整備に向けた要望、また11月7日には九州中央自動車道、いわゆる熊本と宮崎県延岡を結ぶ道路につきまして、こちらは宮崎県の河野知事、また宮崎、熊本両県の経済界も交えて要望活動をしてまいりたいと思います。
 今後もこの県内の高規格道路の早期整備に向けて、南九州西回り自動車道や有明海沿岸道路なども含めてしっかりと国に要望してまいりたいと思っております。

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コメント2

UXイノベーションハブの整備に向けた、熊本テクノ・リサーチパーク内の県有地及び熊本テクノポリスセンターの売却に係る公募実施について

​​知事写真 3点目です。UXプロジェクト、イノベーションハブに向けた熊本のテクノリサーチパーク内の県有地の売却について、及び県有地と熊本テクノポリセンスセンターの売却についての公募をしております。熊本県は自動車、そして半導体に続く産業の創出として、令和3年からライフサイエンスを中心に産業分野の振興ができないかということで、UXプロジェクトを進めております。
 その一環で起業家ですとか研究者ですとか、支援機関が集うUXイノベーションハブというものをつくりたいと計画して、基本構想を今年7月に出させていただいたところでございます。その構想の実現に向けて、県有地の売却を前提にした企画提案を募ることとしておりまして、この土地と建物についての不動産売却に係る公募を10月11日からしております。11月29日まで行っています。
 売却対象の資産は熊本テクノリサーチパーク内の県有地と、その上にあります、くまもと産業支援財団が所有するテクノポリスセンターを、一体的に売却させていただいて、このイノベーションハブの整備に向けた拠点に使っていただきたいという募集でございます。

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発表項目2

「2024 U.S.-Japan Healthcare Connection」の開催について

知事写真 4点目です。先ほどのUXプロジェクトの一環で、アメリカのスタンフォード大学の研究者ですとかシリコンバレーのスタートアップ企業が集う「2024 U.S.Japan Healthcare Connection」というスタートアップイベントを開催することとしております。
 11月14日に熊本城ホールで行わせていただきます。このイベントにはアメリカのシリコンバレーから来日したスタートアップ企業、研究者、起業家の皆さんにご登壇いただきまして、先ほどのUXと同じ流れですが、ヘルスケア分野を中心にした最新の研究やイノベーションの講演等をしてもらうこととなっております。
 シリコンバレーは皆さんご承知のとおり世界有数のハイテク産業や企業が集積する、そして多数の人材も輩出する拠点でございまして、スタートアップの聖地といわれています。
 そうした熊本でシリコンバレーの企業との交流、ネットワークが図られるようなイベントを開催したいと思っております。多くの企業の関係者のみならず、学生、起業家、研究者、自治体職員などにお越しいただければと思っております。

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コメント3

くまもとモン×大阪梅田ジャックについて

知事写真 5点目です。「くまもとモン×大阪梅田ジャック」プロジェクトについてでございます。
 これは今回3回目の開催ではあるんですが、熊本の魅力を詰まった県産品を「くまもとモン」と称して、一堂に会した熊本フェアを開催いたします。
 この大阪梅田ジャックというんですが、この形態の、いわゆる県産品の物産販売強化のポイントは、阪神さん、阪急さん、大丸さん、そしてルクアさんとかは、これはいわゆるJR系になりますけれどもグランフロントさん、こうした大阪梅田周辺にあります大百貨店さんが、それぞれ各百貨店の垣根を超えて全体で熊本を売り込もうということで、今回3回目になりますけれども非常に高い評価をいただいています。
 来月1日から30日まで行うこととしておりまして、今既に今月、福岡天神ジャックというのをやらせていただきましたが、来年1月にはさらに今度は東京銀座でのジャックを行いたいと思っております。
 主なイベントはこのように6つの施設の約150店舗において熊本県産食材や熊本県産のお酒などを使ったメニューを展開していただき、またくまモンのアーカイブ展などいろいろなことを合わせましてやっていきたいと思っております。また、阪神梅田本店での催事では、実は能登半島の復興支援として石川県とコラボした観光ブースの設置なども予定しています。大阪で、大阪梅田一帯を熊本がジャックするという気持ちで頑張ってまいりたいと思います。

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コメント4

くまモンの「ゆるバース2024in能登」への出演について

知事写真 最後です。くまモンが「ゆるバース2024in能登」に出演することとなりましたことをご報告申し上げます。
 くまモンはご承知のとおり、ご承知じゃない方もおられるかもしれませんが、いわゆるゆるキャラグランプリで2011年東日本大震災の年に優勝し、それが、くまモンの人気が全国区となったきっかけでございます。
 そのゆるキャラグランプリの、今は名前がちょっと変わったんですけれども、11月2日に能登歴史公園で開催されます「ゆるバース2024in能登」に、くまモンがレジェンド枠として出演させていただきます。今年の7月に「復興応援“絆”大使」となったこともありますので、能登に行ってくまモンが能登の皆さんに元気を届けてまいります。
 ちなみにこういうキャラクターが今、実は熊本県からエントリーして頑張っています。熊本県八代市日奈久公認キャラクター「ちくワン」でございます。現在、昨日の段階で一応全国1位を走っております。なんとかこのちくワンに頑張って1位をとっていただいて、熊本から、くまモンに続く日本一のゆるキャラができたらいいなと私は思っています。熊本のキャラクターはもう一体出ていますけれども、ちくワンがいいところで頑張っていますので、私もこのちくワンの応援をしたいと思います。県民の皆さんもぜひ投票は10月26日まででございますので、よろしくお願いいたします。

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質疑応答​1

「2024 U.S.-Japan Healthcare Connection」の開催についてについて

幹事社
 Japan Healthcare Connectionの関連ですが、先日も熊大のスタートアップが、そういった九州の大会で優勝して、アメリカの世界大会に出場するというようなこともありました。改めてということになるかもしれませんが、知事のそういうスタートアップに対する期待をお聞かせください。

木村知事
 熊本には熊本大学をはじめ崇城大学などなど各種大学に、実はいろいろな宝がまだまだ眠っていると思っています。ビジネスになるような資源がいっぱいあります。特にこのライフサイエンス分野であれば、医薬、いわゆるヘルスケア、医療診察の関係、または薬などさまざまなところで、これからの有望な産業の芽があります。
 そうした方々にこのスタートアップ、いわゆるライフサイエンス分野で新しい業を起こしてもらって、その大学のもっている宝を世に開けてビジネス化していただければと思っておりまして、熊本は大変この分野が期待できると思い、今回こういうかたちで県と熊本市、そして熊大、崇城大学の共催で、またはジャパンソサイエティオブノーザンカリフォルニアなど、さまざまなかたちで協力させていただくことで、このイベントを開催させていただきたいと思っております。非常に極めて熊本の有力なライフサイエンス分野のスタートアップ分野だと思っておりまして、しっかり県としても支援していきたいと思っております。

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質疑応答2

衆院選について1

幹事社
 衆院選も終盤を迎えつつあります。報道によりますと県内4区とも自民候補が優勢というようなことが伝えられていますが、これまでの知事の感想なり、こういうところをちょっと注目しているとかそういうことがあればお聞かせください。

木村知事
 はい、選挙期間中でありますので、特定の政党とか、または考え方に沿ったことは申し上げるべきではないと思っておりますが、ともかく予想報道ではなくて、予想がどうだからどう投票しようではなくて、県民の皆さん、有権者の皆さん、お一人お一人が各党の政策をよく見て、比較して検討していただいて、やはりどういう日本にしていきたいか、そしてまた熊本のためにどういうことができるかという観点で、必ず皆さんぜひ一票を投じに行っていただきたいと思っております。

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質疑応答3

パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について1

幹事社
 県民栄誉賞の表彰についてなんですけれども、パラリンピックに限らずですけれども、どうしてもマイナーな競技というのは本気で子どもたちが金メダリストを目指すとなると、世界に挑むためにはいろんな支援が必要だと思うんですが、改めて熊本県として、これから本気でオリンピック目指すぞという子どもたちにどういうサポートをしていきたいとお考えでしょうか。

木村知事
 はい、オリンピック・パラリンピックともにだと思います。まず今回は、パラアスリートに初めて県民栄誉賞ということもありますので、パラリンピックについて申し上げれば、やはりまだまだ県とか自治体、市町村も含めてですけれども、支援が十分でない印象があります。
 また県内で活動している乗松さんについても、特に県内で練習を積んでいらっしゃいますので、島川選手などの思いを聞きながら、さらにどういうことを支援していったらいいかという検討はしてみたいと思っております。
 また、パラリンピックに限らずオリンピックも含めて、マイナー競技については、以前もちょっと申し上げたんですけれども、このフェンシングの菊池小巻さんは県のオリンピックアスリートを目指すという、東京オリンピックの前の強化選手に菊池さんとバレーの古賀紗理那さんなどが選ばれて、高校生の時代から応援してきました。

もちろんオリンピックに出ることだけが全てではないんですけれども、特にこのマイナー競技についてはそうした支援が、特に菊池選手はその県の強化選手になったことで、韓国とか海外に遠征することができたということで、オリンピックに行かれる前にお礼を言ってくださいましたし、メダルを獲ったあともそのように言ってくださいました。
 広く学生、生徒たちの部活やそういう運動活動を支援していくのと同時に、やはりしっかりと世界に羽ばたく選手を応援するという、その二方面でサポートしていきたいと思っております。具体策については、またこれから予算等に向けて検討していくことになろうかと思います。

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質疑応答4

衆院選について2


 衆院選に関してなんですけれども、先日の定例記者会見で知事は今後、マイクを握る可能性に関してまだ、たしかわからないというお立場だったと思うんですが、現在、どう考えていらっしゃるかを教えてください。

木村知事
 いつ何時どんな状況になっても私は政治活動をする自由はあると思っています。ですので投票箱が閉まるまで何か応援する必要があればしていきたいとは思っていますが、ただ一方で県民の代表として、特定の方だけに過度にコミットするのは、やはり嫌な思いをされる方もおられるということは、私自身も選挙を戦った人間としてつくづく思っております。
 ですので、非常に慎重にあるべきだという姿勢は今も変わっておりません。基本的には、あまり、たらればのことは申し上げにくいですけれども、特段、今の段階でマイクを握るという予定はございません。


 ありがとうございます。今の段階で特定の政党からマイクを握ってほしいという要望はないでしょうか。

木村知事
 ないです。

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質疑応答5

衆院選について3


 私は公示日に2区の自民党の候補者のところにおりましたけれども、祝電がたしか知事からされたように記憶しています。
 祝電を送られたのは自民党の2区の候補者だけではなかったんじゃないかなというふうに思いますけれども、どこの候補者に祝電を送られたかというのが一点と、もう一つ、27日の投開票日、候補者のほうで開票状況を見守って万歳という光景がいつものようにあるわけですけれども、知事がどちらかへ行く予定がもう既に入っていたり、今後行かれるかどうかを検討するかどうか、この二つを教えてください。

木村知事
 応援メッセージについては、与党、正確に申し上げると、小選挙区の自民党の4名の候補者と比例代表で出られている公明党の候補者の方1名、計5名に送っています。
 これについては、一つ政策の方向が一致しているということと、当然ですけれども、知事選挙において応援していただいたということも含めて、応援のメッセージを出しています。ただ、マイクを持つとか、そういうことは非常に過度なコミットになろうかと思っておりますので、行っておりません。
 27日、投開票日の対応については、たしか私は仕事で東京に行っているので、そういうところに立ち会う予定はありません。

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質疑応答6

パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について2

知事写真
 県民栄誉賞の話に戻るんですけれども、3人同時受賞ということはこれまではなかったと思うんですけれども、改めて授与の理由を詳しく教えてもらってもいいですか。

木村知事
 このお三方は、まずもって、金メダルを獲ったということ、そしてまたパラスポーツのなかで、特に車いすラグビーの島川さん、乗松さんについていえば、島川さんは6回目の出場、乗松選手も3回目の出場ということで、長年にわたって(日本代表チームを)牽引してこられたなかで、これまでのリオ(・東京)大会での銅メダルを乗り越えて、今回初めての金メダルを獲ったということでございまして、そこを高く評価してということです。
 田中選手につきましても、日本人初となる金メダルを獲ったこと。まず金メダルを獲ったということは、オリンピック同様にパラリンピックでもしっかり評価したいという、そこには差をつけたくないという私の強い思いがあります。
 それともう一つ、田中選手については、これまで車いすテニスがずっと8大会連続(金メダルを)獲っていたオランダを破っての、これもまた日本として初めての金メダル(獲得)に貢献したと。そうしたお二人の活躍、これは国民的規模でのかなり賞賛というか敬愛を受けたことと合わせて、県ゆかりの選手の皆さんということで、私たち県民の誇りにつながった。そしてまた、これからもぜひ県民のためにも貢献していきたいという想いも持っていらっしゃるということで、県民栄誉賞を授与するにふさわしいと判断したところでございます。
 また、他の選手の皆様も本当に頑張っていただいて、それぞれに県民栄誉賞をあげたいところではあるんですけれども、選手の方々の、まだまだ、もっと頑張りたいという想いも考えたときに、わかりやすく申し上げると金メダルを獲られた方に今回授与させていただくことを決めたということでございます。

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質疑応答7

パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について3


 関連して表彰式とかの予定とか、そういったものが決まっているものはありますでしょうか。

木村知事
 まだ表彰式についてはこれからです。全ての選手の皆さんに表彰を受けていただけることのご内諾をいただいたという段階ですので、その都度、プレスの皆さんには決まり次第ご報告させていただきます。
 たぶん皆さんそれぞれお忙しくて、確か田中さんは、昨日メッセージが来たんですけれども、台湾の高雄に明日から試合に行くと言ってらっしゃいました。本当にお忙しいので、皆さん、ぜひふるさとに何か、帰ってくるときに授与できればと思います。前のヤクルトの村上選手のことなんかを思い出すと、年末年始になるんじゃないかなと思っておりますが、またご報告をさせていただきます。

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質疑応答8

国民保護について


 10月21日の九州知事会のことでお伺いをします。
 新たに国民保護に関する内容、宣言というか、要望内容とか特別決議の中に加えられたというふうに伺っているんですけれども、当日、宮崎県の知事のほうからも説明がありましたが、この知事会の中でどういった話し合いがあって、こういう決議をすることに至ったのかということを伺えればと思います。

木村知事
 基本は、中での議論は、ぜひこれでいきましょうということでありましたが、国民保護について今まで、特出しした記述がなかった面がありましたので、今回要望を加えた。そしてまた、沖縄県の玉城知事も来られていまして、そのなかでしっかりとした、いわゆる沖縄側の一番不安が強いなかで国への要望活動、国としてしっかり対応してほしいということを入れてくださいと。自治体間で調整してどうぞみたいなニュアンスがまだまだ国の制度設計にあるものですから、そこはぜひということもありまして、おっしゃるとおりですということで、今回、加筆したということでございます。


 県に関して、熊本県の準備状況というか、進捗状況で、この6月ぐらいの会見からさらに進捗して話せるようになったところなどはございますでしょうか。

木村知事
 これはまだ担当課、危機管理防災課のほうに聞いていただきたいと思いますが、一応年度末までに受入れ計画を策定するということになっているようでして、まだその詳細が私のところには報告がきていない段階ですので、これから何か動きがあれば、これは重大な話ですので、私のところも協議がくると思うので、今のところ何かこの1、2か月で動きがあったとは思っておりませんが、すみませんが、担当課に確認していただきたいと思います。

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質疑応答9

​パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について4


 県民栄誉賞の関係なんですけれども、今回の選定というか、選定の方法というのがどういう仕組みなのかなと思いまして、知事の想いが強い、知事が最終的には選ぶということになるのか、であれば知事の想いが込められた今回の受賞決定ということなのかということ。金メダルということだと、今まで金メダルの方、皆さん(県民栄誉賞が)贈られていたのかどうか私分からないんですけれども、例えば今回は知名度がほかの方に比べて高くないスポーツかもしれませんけれども、これを機に高まることを期待しているとか、そこの知事のメッセージをもうちょっと教えていただいていいでしょうか。

木村知事
 県民栄誉賞につきましても、またはスポーツ特別功労賞にしても、何か外部の有識者等で判定するという仕組みではなくて、あくまでも県庁内で担当部局が議論する。例えば、スポーツであれば教育委員会の体育保健課、または福祉関係の健康福祉部であれば障がい者支援課などから、知事公室とともに議論した結果を、最終的には私や副知事などを入れた場で決めると。これは最終的には私の判断で決めるということでございます。
 そうしたなかで、今回の私なりの思いといえば、パラリンピアンでまだ県民栄誉賞を授与したことはなかったので、これは今回のパラリンピックの盛り上がり、選手の業績またはこれまでの活躍に対しての賞です。それに対して県民が大きな感動とか勇気を貰ったという点でいけば、以前パラリンピックで金メダルを獲られた方で県民栄誉賞を貰っていない方はおられます。そのとき私県庁にいたのですから、当時から忸怩たる思いがありました、なんでだろうと。
 ただ、まだその当時パラスポーツに対する盛り上がりというか理解が低かった。今回この車いすラグビーで、島川さんに至っては6回目の日本代表に選ばれて、チームを牽引して、そして日本として初めての金メダルを獲ったということが当然、今日お越しいただいている報道(各社)の皆さんの報道もあって非常に県民の中に大きく伝わったということも含めて、ぜひここはオリンピック同様に、金メダルを獲った人のなかで特に活躍する素晴らしい人は県民栄誉賞を授与するべきではないかということで、このお三方に今回ぜひ県民栄誉賞ということにさせていただいたのが一番のポイントです。

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質疑応答​10

地下水(竜門ダム)の取水について


 全く違う話題で恐縮なんですけれども、このところ地下水の取材をすることが多かったものですから、竜門ダムからの水供給は全部マックスでやるとかなりの量供給できるんだと思うんですけれども、今は主に地下水を企業が取水するという前提でいろんな対応が進んでいると思いますけれども、竜門ダムは現時点でマックスでできるキャパシティの上限に近いところまでやるつもりで、県は動いているのか、それとも相手方もあるので、これは状況次第という部分が現状ではあるのか、ここを教えてください。

木村知事
 はい、これは企業局が今実際の作業をしていますので、また取材していただければと思っていますが、私が聞いている、私が協議した中での状況を申し上げれば、令和9年度のどこかで給水開始に向けて、今調整をしております。
 そうした中で今おっしゃった中で申し上げれば、何とか安くしようということで、農業用パイプラインを活用する仕組みなので、マックスを使ってしまうと、今農業用水を使っている方に回らなくなってしまうのではないかということを不安視されているところが正直ありまして、理解を得る中で最初はマックスではなくて、取れる量の半分ぐらいから工業用水としての活用を始めて、特に農繁期でも安全な量はどれぐらいかというのを徐々に調整しながら、なるべく多くの量をいわゆる地下水でない表流水からも取りましょうということになっています。
 これも実際通水してみないとわからないところがあるので、当初は多分マックスの半分ぐらいから始めるというふうに、調整しているということが正直な今の現状です。それを農家の方のご理解を得ながら、徐々に徐々に増やしていければ増やしていくということになります。


 ありがとうございます。半分というのが数字が今、どのくらいというのがあるのかというと。

木村知事
 すみません、そこはちょっとまた企業局にうかがってください。私の中ではざっくり半分ぐらいということで聞いております。


 半分ぐらいまではほぼ利用することになるだろうというのが県の考えですか。

木村知事
 はい、あとはただ一方でJASMさんはじめ、あの辺りの半導体企業が、そのお水を買っていただけるかという、これも実はまだまだ交渉中の話だと聞いています。できれば買っていただければ買える分の量、出せる分の量は全部買ってもらいたいと思っております。

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質疑応答11

食糧安全保障について

知事写真
 食料安全保障について伺いたいんですが、今の衆議選では与野党問わず、この食料安全保障の観点から、農政に力を入れるとか、予算の増加を図るとか一応おっしゃってるんですけど、それについての受け止めを教えてください。

木村知事
 はい、ぜひ食料安全保障はこの国の重大な政策だと思っております。やはり我が国は自給率が低いということ、輸入に頼っているということを、私は記者会見でもだいぶ前に一度申したことがあるんですけれども、コロナの時に、世界との貿易が止まりロックダウンとかが起きた中で、バタバタとやっぱり、特にデパートなんかでの農産品がなくなっていくのを見ると、やっぱりこの国がいかに輸入に頼っているか、そしてそれがいざという時に非常に国民生活に影響があるだろうと思っています。
 また一方で農家の方、まだまだ大変苦しい状況です。農作物がちゃんとした値段で売れない、安く売られてしまうという。ここをやはり打開するためには、食の安全保障という観点でしっかりとした農政を展開していく。私の中ではできれば価格をある程度、今は物価高の問題があるので非常に厳しいところであるんですけれども、農家の方々がやっぱり来年再来年と再生産していける、農業で食べていけるようなしっかりとした農政を展開していくべきだと思っております。

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質疑応答12

​パリ2024オリンピック・パラリンピックメダリストへの表彰について5


 県民栄誉賞のことに戻ってしまいますけれども、確認的な事項になります。今回3人の方が県民栄誉賞ということで、資料によると、これまで11人いらっしゃると思うんですけど、今回の3方は12人目で3人とも12人目という考え方でカウントというんですか、この数え方というのはそれでいいのか。

木村知事
 ちょっとそこは知事公室からお願いします。やっぱりフジカキさんはフジカキさんで一つじゃないはずです。ですから今まで12人じゃないですよね。一人一人ですので。ここは資料の方は訂正するなりしますが、11回目の12人目ですね。今回だったら13、14、15という理解でいいよね。
 (今回の受賞者3名は1名ずつカウントします。島川選手は12組目(13人目)、乗松選手は13組目(14人目)、田中選手は14組目(15人目)という数え方になります。藤井選手及び垣岩選手は、2名で1組というカウントをしています。)

知事公室
 はい。


 もう一つは、島川さん・乗松さんについては、スポーツ特別功労賞も令和3年の時点で受賞をされて贈られているということで、これはこの上に県民栄誉賞がさらに贈られたという捉え方でいいんでしょうか。

木村知事
 はい、それでいいです。

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