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各市町村の地方創生に向けた取組み
地方創生・創造的復興の実現に向けて
熊本地震により多くの市町村が被災していますが、これまでの地方創生の流れを止めることなく、熊本県全体の創造的復興につなげていくため、県内の市町村をはじめ、民間事業者、地域のまちづくり団体等の連携による創意工夫のもと、地域の特性を生かした様々な取組みが県内各地で始まっています。
これから随時、地方創生のヒントが詰まった各市町村の取組みを御紹介します。ぜひ、ご覧ください。
取組みのご紹介<第2弾>
H29.1.30公開
八代市 人口:126,842人(H28.9月末現在)
観光や食、伝統文化等の地域資源を活用し、地域と一つになった観光物産振興事業を展開する「DMO八代」を設立して、伝統文化資源の磨き上げやインバウンド事業、晩白柚等の農林産物の香港や台湾への輸出促進等に取り組み、交流人口の拡大や、地域経済の活性化を推進します。
- 八代市民俗文化財保存連合会 会長 眞木 誠司 氏
- イオンリテール(株)フードアルチザングループ 九州・沖縄エリア担当 中野 純也 氏
国指定重要無形民族文化財
八代妙見祭
世界最大の柑橘類
晩白柚
玉東町 人口:5,422人(H28.9月末現在)
JR木葉駅周辺の一体的な整備に併せて、物産施設を運営する「まちづくり会社(仮)」を設立し、商品の供給体制を構築するほか、日本一の生産量を誇るスモモ“ハニーローザ”をフックに、効果的な情報発信や“売れる”商品づくりなどを推進します。
- 玉東町商工会 会長 平井 勇一 氏
- ぎょくとう勝手に宣伝隊 隊員 本田 栄司 氏
ぎょくとう勝手に宣伝隊
ハニーローザ
南関町 人口:10,165人(H28.9月末現在)
販売する農産物や特産品(「南関あげ」、「南関そうめん」、国指定伝統工芸品「小代焼」等)などの商品を一カ所に集荷し、注文・加工・梱包・発送のワンストップ化により経費節減を図るとともに、併せて商品開発や販路拡大に取り組み、地域産業の活性化を推進します。
- 南関ふるさと応援団 執行役員 事務局長 中村 正雄 氏
- 南関ふるさと応援団 企画営業 村上 良一 氏
商品開発勉強会
南関ふるさと応援団定期便
氷川町 人口:12,376人(H28.9月末現在)
農業や観光資源、中心商店街等を活用した長期滞在型体験事業や、空き家を活用した移住定住促進プログラムを策定・実施することで、スムーズな移住定住に繋げます。
また、大都市圏で開催される移住定住イベント等において、大都市圏在住者を対象としたモニターツアーなどのPRを行い、移住定住を推進します。
(有)氷川まちづくり振興会 氷川町ツーリズム事業コーディネーター 陣野 智美 氏
梨狩りや稲狩りなどを通して移住定住を促進