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【鹿本:農業普及・振興課】麦類の品質向上・安定生産に向けて(3月)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0134393 更新日:2022年4月25日更新

 鹿本地域では、営農組織等を中心に麦類の作付けが拡大傾向にあり、また一部の地区では、種子の生産も行われています。
 3月16日に、赤かび病の防除適期判断のため、JA営農指導員とのほ場巡回調査を実施しました。赤かび病防除は薬剤散布による予防が基本となるため、防除適期の目安となる出穂期を正しく見極めることが重要です。出穂期は、生育状況と試験場のデータや生育予測等を活用し、生育状況を確認して総合的に判定しました。調査により判断された防除適期はJAから生産者に周知し、巡回指導時にも情報提供を行っています。
 同29日には、麦種子生産ほ場の生育状況を関係機関と共に確認しました。巡回調査時に当課から、初めて種子生産を行う生産者や関係機関の審査員を対象に雑穂の判断基準や注意すべき病害等、栽培や審査に必要な指導を行いました。審査員からは「審査の経験が浅くこれまで判断に迷う場面も多かったが、他の審査員と相談して判断することで理解を深めることができた」という意見も出ており、審査員の資質向上につながりました。
 現在、管内の麦類は順調に生育しており、4月には小麦の第一期採種ほ審査を実施予定です。今後も、種子を含めた麦類の品質向上・安定生産に向け、活動を行っていきます。

出穂前のチクゴイズミ(画像)
出穂前のチクゴイズミ

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