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JA鹿本は、次世代の鹿本地域の農業の担い手確保と生産基盤の維持・拡大を図るため、平成30年から地域担い手育成センターの運営を開始し研修生の受け入れを行ってきました。これまで、13名が研修課程を終え、鹿本地域でスイカやナス、アスパラガスなどの品目で就農し、鹿本地域の新たな担い手として活躍しています。
本年は6名の研修生が7月から1年間の研修を行っており、農業普及・振興課では、栽培技術や農業経営の講義等を実施してきました。
現在は、研修の一環として、ミニトマトの生育調査とナスの天敵定着状況調査を2週間おきに研修生とともに行い、生育診断や天敵の利用方法等の習得に向けた支援を行っています。
研修生達の中では、生育状況を把握しコントロールするための生育調査の必要性への認識も高まっており、調査を通した観察眼の錬成も進んでいます。また、天敵の有効性も実感しているようです。
当課では、今後も引き続き鹿本地域の新たな担い手の確保・育成に向けて支援を行っていきます。