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【鹿本:農業普及・振興課】高品質な麦類の安定生産に向けて(1月)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0130201 更新日:2022年3月18日更新

 鹿本地域では、水稲の裏作となる麦類が地域営農組織等を中心に積極的に作付けされており、主な品種は日本めん用小麦の「チクゴイズミ」ともち性大麦「くすもち二条」です。作付面積は昨年約600haに対し、今年は680haで拡大傾向にあります。
 収穫された麦類は、農水省が定める品質評価区分※により、数量払の交付金単価が決定されるため、所得確保のためには高品質化及び高収量化が必要です。
 当課ではこれまで毎年、生産者を集め、麦類の収量及び品質の向上を目的とした「栽培技術講習会」を開催していました。しかし昨今の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、講習会が開催できなかったことから、今年は生産者への技術資料の配布と個別巡回指導により対応を行っています。
 巡回指導では、各生産者、各ほ場ごとに麦の生育ステージに合った管理作業をきめ細かく指導しており、順調な生育に繋がっています。
 昨年も生育は順調で、高収量が期待されましたが、収穫期頃の長雨による穂発芽の発生により、収穫できなかったほ場もあったため、今後は刈遅れ等のないよう、天候を考慮した収穫適期の呼びかけを徹底していきます。
※ 品質評価区分:「タンパク含有率」や「容積重」等4項目の基準により麦類の品質をランク付けする。用途(パン用、日本めん用等)によって基準は異なる。

順調に生育する「くすもち二条」(画像)
順調に生育する「くすもち二条」

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