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山鹿市青年農業者クラブ(以下、4HC)には、若手農業者15名が所属しており、精力的に活動を行っています。12月9日には、山鹿市と4HCの主催で、プロジェクト活動発表会が開催されました。
当課では、6月に各クラブ員に対して担当者の割り振りと活動方針の検討を実施し、その後は、課題解決に向けた栽培技術指導や発表内容への指導により、クラブ員の支援を行ってきました。
幸いにも、当会合が県内のコロナ感染が落ち着いたタイミングで開催できたことで、各組織の代表や就農前の研修生等、約40名と多くの出席がありました。
当日は、意見発表2名、プロジェクト活動6名、今年度の活動報告5名の計13名の発表が行われました。
今年度は、「競争心を高めて、内容を向上させよう」というクラブ員の発案で、これまで各部門で表彰していたプロジェクト活動を全部門から1名とし、また意見発表等を含む全ての発表から最優秀賞1名を選出するように変更しました。加えて、2月に就任された早田順一市長が初めて出席されるということで、緊張は見られましたが、皆自信を持って発表に臨んでいました。発表内容は、新技術導入や農高生への意識調査、みどりの食料システム戦略とも関連した有機農業経営体制の確立等、多岐にわたり、出席者は真剣な表情で聞いていました。
発表後の質疑応答では、市長や審査員の方々から多くの質問や意見があり、関心の高さが伺えました。また、クラブ員にとっては、新たな気づきや改善のアイデアを得ることができる貴重な機会となりました。
当課では、将来の地域農業を担うクラブ員にとって、4Hクラブ活動がより良い成長の機会となるよう、引き続き支援していきます。