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【鹿本:農業普及・振興課】「やまが茶」のブランド力向上に向け新たな商品開発(10月)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0130143 更新日:2022年3月18日更新

 近年は消費者のライフスタイルの変化により、急須を持たない家庭が増えたことから、茶生産者の収入の柱となっているリーフ茶の消費量が減少傾向にあります。そこで、当課では山鹿市の茶生産者で組織される「山鹿市茶業振興協議会」と連携し、消費者ニーズに対応したオリジナル商品開発の取組みを支援しています。その一環として、10月12日、農業研究センター茶業研究所の碾茶※ハイブリッドラインを活用し、新規茶種製造検討会を開催しました。
 当日は、摘採後の茶葉を真空処理し、機能性成分であるGABA(γ-アミノ酪酸)※を高めた茶葉を使った碾茶の試験製造を行いました。
 完成した抹茶は色、香りともに上々の出来で、協議会員からは「今後は試作品の成分分析を行い、通常の抹茶とGABA含有量の比較を行う。GABA抹茶でやまが茶のブランド力を向上していきたい。」との声も聞かれるなど、今後の展開に意欲を感じられました。
 完成した抹茶は実際に山鹿市内の茶の店舗で限定販売を行い、消費者の反応を見ながら本格的に商品化を検討していきます。
※ 碾茶(てんちゃ) :抹茶の原料となる一次加工品。粉末にすると「抹茶」と呼ばれる。​

 ※ GABA(γ-アミノ酪酸) :アミノ酸の一種で、ストレスを軽減させる効果やリラックス効果が期待される。

完成した碾茶(袋は抹茶)(画像)
完成した碾茶(袋は抹茶)
機械の操作を確認する協議会員(画像)
機械の操作を確認する協議会員

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